設定が多いとき · ロアブック
ロアブックは、必要な場面でだけ取り出して使う設定のメモ帳です。項目ごとにキーワードをつけておくと、会話にそのキーワードが出たときにAIが該当のメモを読んで答えます。
こんなときに
- 世界観が広くて、場所、組織、過去の事件まで書くことが多い。
- 世界観の欄に全部入れたら、AIが大事な設定をたびたび忘れる。
- ユーザーが特定の場所や事件を探ったときにだけ現れる手がかりを、隠しておきたい。
設定集を分けておくということ
世界観の欄は毎回開く最初のページ、ロアブックは索引をつけた付録だと考えると分かりやすいです。 AIは最初のページをいつも読み、付録は索引(キーワード)に当たる章だけ開きます。だから必要なときに必要な設定だけを持っていきます。
| ロアブックに | 世界観・キャラクタープロンプトに |
|---|---|
| 特定の場所、組織、物 | すべての場面に必要な世界のルール |
| 過去の事件、隠された関係 | 主人公たちの性格と関係 |
| たまに出る固有名詞 | 物語の雰囲気とジャンル |
セリフと画像が必要な人なら、ロアブックではなく脇役にしてください。
良い例と惜しい例
惜しい例キーワードを「彼」「家」「今日」にしました。ほとんどの会話に出る言葉なので毎回開かれ、肝心の設定が押し出されます。
良い例「北部大公家」の項目に、「大公家」、「大公城」、「北部の城塞」のようにこの物語にしか出ない言葉をキーワードにしました。
やり方
- 三つ目のステップロアブックで項目を追加を押します。
- キーワードに、この設定を思い出させる言葉を入れます。複数のうち一つでも出れば開きます。
- 内容に、AIが知っておくべき設定を書きます。一つの項目にはテーマを一つだけ入れます。
- 大事な項目ほど一覧の上のほうに上げます。
コピーして書き換えて使える例です。
[北部大公家]
北部は一年の半分が冬だ。大公家は代々魔物の侵入を防いできた一族で、皇室とは仲が悪い。
この項目なら、キーワードは「大公家」、「大公城」、「北部の城塞」あたりが合います。
キャラクター本人の秘密は、ロアブックではなくキャラクタープロンプトに置いてください。ロアブックに置くと、キーワードが出るまでキャラクターが自分の秘密を知らない状態になり、伏線を張ったり隠したりする演技ができません。 一方で、ユーザーが探ると現れる手がかりはロアブック向きです。キーワードが出たときだけAIが思い出すので、早く漏れすぎません。
[手がかり](ユーザーが見つける物や場所)
- 何か: 例)書斎の金庫の中の封印された手紙
- 分かること: 例)この結婚が誰の命令だったのか
- {{char}}の反応: 例)見つかったら話題を変え、証拠を突きつけられたら打ち明ける
知っておくと便利
上にある項目が先です。 AIが一度に読めるロアブックの量には上限があります。複数の項目が一度に開いて量があふれると、下のほうの項目から抜けます。 キャラクターが絶対に忘れてはいけない設定は一番上に置いてください。
惜しい例長い背景説明を三つ上に置き、「主人公の秘密」を一番下に置きました。四つが一度に開いたとき秘密が抜けて、キャラクターが自分の秘密を知らないかのように振る舞いました。
下はファンタジー王国を例にした設定集です。項目の順番とユーザーの言葉を変えてみてください。
試してみる · ロアブック · 例の世界: エルデン王国
- AIが読んだ
王国の歴史
キーワード 王国 · 1,000文字
- AIが読んだ
王宮の地図
キーワード 王宮 · 1,000文字
- AIが読んだ
黒薔薇騎士団
キーワード 騎士団, 黒薔薇 · 900文字
- 上限であふれた
主人公の秘密
キーワード 秘密 · 300文字
今回AIが読んだ量 2,900 / 3,000文字
▲ ボタンで、あふれた項目を上に上げてみてください。
- キーワードは言葉の一部が重なるだけでも反応します。「剣」をキーワードにすると「剣士」「真剣」にも開くので、短いキーワードには気をつけてください。
- キーワードは直近の数回のやり取りの中から探します。ずっと前に一度出ただけの言葉では開きません。
- キーワードに関係なくいつも開いておきたいなら常時適用をオンにします。ただしこれも上限を一緒に使うので、本当に必要なところだけにしてください。
- 正確な個数と文字数は上限にまとめてあります。
世界観の欄と常時適用のロアブックは何が違いますか?
どちらもAIが読む設定です。違うのは管理の仕方です。
| 世界観の欄 | 常時適用のロアブック | |
|---|---|---|
| 上限にかかったら | 抜けません | 一覧の下のほうなら抜けることがあります |
| オン・オフ | 消すしかありません | 項目ごとのスイッチで一時的に外せます |
| 向いているもの | 絶対に抜けてはいけない設定 | テーマ別に分けて管理したい設定 |
抜けるとキャラクターが崩れる設定なら、世界観の欄に置くのが一番安全です。
こんなときは
設定が出てこないようです
- キーワードが直前の会話に出ているか見てください。
- 上の項目が先に枠を埋めているかもしれません。順番を上げてみてください。
- 項目の使用スイッチがオンになっているか見てください。
関係ないところで設定が飛び出します
- キーワードが短すぎたり、ありふれた言葉だったりしないか見てください。